リフォーム事業者の質を見分ける見積書のチェック方法
他社と比較して、「高すぎる」「安すぎる」見積りは要注意です。担当者に質問して、納得のいく理由があるかどうかを確認しましょう。高いと指摘したらすぐに大幅な値引きをするような場合は、最初から値引きを想定して高く見積もっている可能性があります。また、付き合いの深い設備メーカー等から他社より安く仕入れることができるために、特定の項目の金額が安いということもあるでしょう。ただし、確認をする際に他社の見積書を見せるのはマナー違反です。
見積書の項目の中に、解体工事費や廃材処理費が見積もられていることもチェックポイントです。廃材を不法投棄されると最終的には施主である依頼者の責任となってしまいます。金額だけでなく、適切なリフォーム工事を行う事業者を選ぶことは、後々のトラブル回避のためにも重要なポイントです。また、明細のない「一式」の見積りは、他社と比較しづらいので困りものですが、明細を出しづらい項目もありますので、担当者に内容を確認しましょう。単に「一式」としてルーズな見積書になっている場合は、要注意です。
見積書のその他のチェックポイントは、以下のようなものです。これらを参考に、見積書をしっかり確認したうえで、信頼できるリフォーム事業者を選ぶようにしましょう。
�〇拱Гぞ魴錣鷲�ず確認。着工時に全額支払うような条件だと、工事中に事業者が倒産した場合などで、返金されないことも。
��見積りには有効期限があります。有効期限を過ぎてリフォーム工事を依頼する場合、再度金額の確認をしましょう。
�５�載された項目ごとに「内訳明細」が記載されているか、「明細書」が添付されていることを確認。「一式工事」としか記載されていない場合は、その内容を確認することが大切。
�ず�拠の分からない大幅な値引きについては、その理由を確認しましょう。
�グ貳姪�に、見積書に署名を求められることはありません。あいまいなまま署名してしまうと契約したと判断される場合があるので注意を。
�Υ�望条件どおりの内容になっているか、数量や単価が明確か、明細の金額と工事内訳書の金額が一致しているかなどをチェック。特に設備機器や建材は、種類や性能によって単価に開きがあるので、条件どおりになっているか細かく確認しましょう。
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