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中古マンションを買ってリフォームしよう! 


第4回 信頼できるリフォーム事業者選びのポイント

協力/リフォーム評価ナビ
執筆 山本久美子

(住宅ジャーナリスト)


リフォーム事業者にはそれぞれ特徴がある

リフォームといっても、最新型のトイレに交換するだけのものから、間取りも変える大規模な増改築まで、工事内容は様々です。したがって、実施予定のリフォームに適した依頼先を選ぶことが大切になります。

また、リフォーム事業者も多種多様です。地元の小さな工務店から、住宅メーカーや住宅設備メーカー、ホームセンターに至るまで、多くの事業者がリフォームを手掛けています。まずは、リフォームを手掛ける事業者にはどんなところがあって、それぞれどんな特徴があるのかを理解しましょう。工事費用が安いからとか、知り合いから紹介されたといった理由だけで決めてしまうと、後悔することになりかねません。自分のやりたいリフォームの内容が、事業者の得意分野と合っているかを検討しましょう。

■リフォーム事業者のタイプ別特徴

住宅メーカー、不動産会社系のリフォーム会社 住宅メーカーや不動産会社(デベロッパー)の多くは、リフォームの系列会社や専門部署を設けている。住宅を新築する設計や施工のノウハウがあるので、間取り変更などを含む大規模なリフォームが得意。
住宅設備系のリフォーム会社 大手の住宅設備や部品メーカーの多くは、自社の製品を扱うリフォームショップと提携してリフォーム事業を展開している。バスルームやキッチンなど水まわりの設備機器を中心としたリフォームに向いている。
その他のリフォーム専門会社 小規模な修繕から大規模リフォームまで、幅広く対応している。かつては工務店や設備工事店だったところが、リフォーム専門に事業転換していることが多いので、得意分野は以前の業務内容によって異なることも。
工務店 住宅の建築をしている工務店は、小規模なリフォームをするところが多いが、会社の規模によっては大規模なリフォームまで手がけているところもある。地域に密着した営業をしているため、小回りがきく場合が多い。
設計事務所(建築家) 設計事務所は設計や施工監理のみを請け負うので、実際の工事は工務店等に依頼する。提案型の設計を期待できるので、大規模なリフォームに向いている。ただし、新築を専門としている設計事務所もある。
ホームセンターやインテリアショップなど 基本的に、その店で購入した家具や部材・部品などを中心としたリフォームを行っている。小規模なリフォームや暮らし方に合わせたリフォームに向いている。

※上表の内容は一般的なものであり、すべてのリフォーム事業者に当てはまるものではありません。

リフォームを成功させるポイントとして、リフォーム事業者を選ぶときに、こうした得意分野を確認することが重要です。しかし、それだけでは不足です。安心してリフォーム工事を任せられるかどうかについて、以下のポイントを確認するようにしましょう。

事業者候補を選ぶポイント

  • 希望するリフォームと事業者の得意分野がマッチしているか
  • リフォーム事業の経験年数が長く、実績が豊富であるか
  • 建築士や増改築相談員などの資格者がいるか
  • 事業者団体などへ加盟しているか、建設業許可等を受けているか
    ※500万円未満のリフォーム工事の場合、建設業許可は不要
  • どのような種類の保険に加入しているか
  • 工事完了後のアフターケアはあるか
  • リフォーム事例を見せてもらえるか
  • リフォームする住まいから遠くない事業者か

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