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一度の見学ですべてが分かる3販売担当者のチェック法

モデルルームへ行くと販売担当者から名刺を受け取り、その後説明やモデルルームの案内をしてもらいます。何名もの担当者と話をしましたが、担当者により態度や知識のレベルが相当異なると感じています。 以下、マンション評価ナビの評価担当者からの声をまとめてみました。
担当者によっては知識の差がある
担当者は、私が「この近くにはスーパーはありますか?」と聞くと「さぁー、ボクもここに来たばかりだから、分からないですねー」と、平然と言いました。サッシの性能について聞いても「ちょっと、それは分からないです。良いものを使っているから大丈夫ですよ」と調べようともしません。また、建築の常識からして、明らかに間違ったことを言われたこともあります
。 プロとしているわけですから、その程度のことは知っておくべきですし、少なくとも知らないことを恥じるくらいの姿勢でいて欲しいものです。 良いことしか言わない担当者も担当のマンションへの思い入れがあることは認めますが、すべてに完璧なマンションなど、この世に無いはずです。他のマンションと比べてどこに力をいれているのか、どこは一般的なのか、または多少劣っているのか、正直なところが聞きたいのです。 ある担当者は、「今日は静かですけれど、風向きによっては駅の音も聞こえて来る日もあります」と、あえて不利になることも教えてくれました。そんな時は担当者の信頼度がアップします。 一方、「隣にも高い建物が建つかもしれないですね」と聞いて「いやー、大丈夫ですよ」と根拠もなく簡単に否定されたこともあります。この担当者は建築の法規がわかっていないのか、知っていても不利になりそうなことは言わないようにしているのか、どちらかです。
担当者によって態度に差がある
何か質問した時にそれに対して、きちんと説明をしてくれるか否かは担当者の誠意が出ます。「今は分からないので、後ほど調べてご説明します」と言って、適切に説明してくださる方もいれば、それきり何の説明もない方もいます。
こちらが気になる点をしつこく聞くと「何でそんなことまで知りたいのですか」と面倒そうな態度になる方もありました。
担当者によって一般常識の差が
一番気になるのは言葉使いです。特別な敬語を望んでいるわけではありませんが、初対面のそれもお客さんに対してはある程度の正しい言葉使いをしてほしいものです。
「2LDKからお探しということでよろしかったでしょうか」という、今どきの言葉を多く耳にします。「ウーン、何て説明すればいいかなー、これで分かるかなあ?」と私はお友達か、と思ってしまう言葉の人も時々みかけます。 次にマンション評価ナビ代表の大久保が信頼できる担当者像をご紹介します。
私が思う、信頼できる担当者とは
1
. 一般常識程度の言葉使いと態度 2. プロとしての知識を持っていて、質問に適切に答えてくれるその場で分からないことは後で調べて連絡してくれる 3. そのマンションの良い点だけでなく、問題点をも話してくれる
販売担当者は、いわば販売会社の顔です。担当者の対応の良し悪しで相当イメージが左右されますし、担当者の教育には会社の姿勢が出ると思います。 一生に何回もない、何千万円もの買い物をするのですから、信頼の出来る人から説明を受ける権利があります。積極的に質問をし、時には自分が知っていることをわざと質問し、どのように対応してくれるか試してみるのもよいかもしれません。そしてあまりいい加減な場合には、担当者変更を申し出てもよいと思います。その程度の意地悪や、わがままさは許されるのではないでしょうか。 それと同時に説明を受ける側も、約束の時間を守ったり、必要なことはきちんとメモする等、良識のあるお客さんになりたいものです。

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