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都心のマンションに住むことのメリット

都心に住む魅力やメリットはたくさんあります。ここでは代表的なことを、挙げてみました。
メリット1 通勤時間コストが少なくてすむ
通勤時間をコスト計算してみると・・・意外と大きな金額になるんです。 多くの会社が都心にあることを想定すると、一番大きなメリットは通勤時間が短くて済むことです。サラリーマンの生活は会社と自宅を振り子運動すること。時間が短ければ短いほど、その振り子運動は楽で快適なものになります。
また、通勤時間は会社へ無償で提供している時間だと考えれば余計短くしたいものです。たとえば、手取り年収500万円の人が、毎日の通勤時間を往復1時間にするのと、3時間にするのでは、この先30年間通勤したとして、無償で会社へ提供する時間コストは以下のようになります。 往復1時間 2,451円×1時間×20日×12カ月×30年=1,764万7,200円 往復3時間 2,451円×3時間×20日×12カ月×30年=5,294万1,600円 通勤時間3時間の人は1時間の人より、3,529万円4,400円も多く会社へ奉仕することになってしまいます。もちろんこれはみなしのコストではありますが、結構大きな金額であることに改めて驚いてしまいます。 人間に平等にあたえられた資源は時間です。できればこの時間を通勤以外の趣味や遊び、勉強に使って、生活の質を高めたほうがいいに決まっています。 次に、メリット2「遊ぶ・学ぶどれをとっても選択肢が広い」、メリット3「刺激的な出会いが仕事ひいては人生を前進させる」を見てみましょう。
メリット2 遊ぶ・学ぶどれをとっても選択肢が広い
通勤時間の短縮により余裕のできた時間を有効に使って生活を楽しもうとしたとき、都心であれば、交通の利便性、日常の買い物施設、医療機関や学校といった基本的な生活サービスだけではなく、個々のライフスタイルに対応した高度で多様な生活サービスが受けられます。
たとえば、映画へ出かける予定の休日に雨が降ったとします。外出せずに、電話1本で、見たいビデオとピザとシャンパンが届き、ついでに靴磨きのサービスも受けられるコンシェルジュ型の生活サービスが都心を中心に展開しています。 六本木を例に見てみましょう。サントリーホールといったクラシック中心の大劇場からビルボードライブ東京のようなライブハウス、六本木ヒルズのシネマコンプレックスから個性的なシネマート六本木のような小映画館、俳優座劇場そしてサントリー美術館から国立新美術館、さらに、けやき坂や東京ミドタウンのブランド店からトレンド゙ショップまで、多様な文化・芸術・商業施設が集積しており、目的やその日の気分で幅広い選択肢の中からいかようにも選ぶことができます。仕事が終わった後に、気軽にコンサートを楽しみ、終演後には、レストランへ。もちろん、電車の時間を気にする必要はありません。場合によっては、歩いて自宅へ帰るということも可能かもしれません。 選択肢が多いことは、豊かさの象徴です。豊かな暮らしを効率よく楽しむなら都心です。
メリット3 刺激的な出会いが
仕事ひいては人生を前進させるビジネスの世界での知識や技術は日進月歩。仕事に必要なものは積極的に習得し、仕事に生かさなければ、激しい競争に打ち勝つことはできません。そのために、セミナーや専門学校へ、平日の夜間や休日に通って学ぶビジネスパーソンは少なくありません。こうした場所に集まる人たちは互いに刺激しあうことで、独自のコミュニティが形成され、新しいビジネスや起業家を孵化し、育てる母体となります
。 ビジネスマンだけではなく、アーティストの卵やクリエイターも同じように文化的刺激に富んだ場所と人を求めて都心部へ集まってきます。こうして集まってきた人たちが、新しいワークスタイルやライフスタイルを発信するので、また更に多くの人が集まります。 六本木を例にあげると、六本木ヒルズのアカデミーヒルズ、政策大学院大学、日本学術会議などが、多くの向上心ある人を呼び寄せます。セミナーや学校、研究機関は当然ながら、都心部に集中しています。自分の時間をつぶしてでも学ぼうとする人生に前向きな人たちにとって、知的・文化的なクリエイティブ人材が集まる都心に住むことはとても合理的なことです。 それでは次に、メリット4「マンションとしての価値が維持できる」と、「最大のデメリット」を見てみましょう。 メリット4 マンションとしての価値が維持できる
結婚や出産、転勤等々でライフスタイルが大きく変わると、当然ながらこれまでのマンションでは暮らしにくくなり、新しい暮らしにあった住まいに住み替える必要性が生じます。そのようなときのことを考えて、できるだけ高くとまではいかなくても値下がりしにくい、早く売るもしくは貸すことができる立地を選びたいものです。それが都心立地なのです。
2008年度の中古マンションの成約件数は首都圏全体で28,744件でした。そのうち、都心・準都心型立地である東京23区(10,213件)と横浜・川崎(5,909件)の成約件数は16,122件で全体の56%を占めています。将来、買い換える可能性を視野に入れると「成約件数の多い」=「市場性の高い都心立地」のほうがお勧めです。 ちょっと先の話ですが、2050年には日本の人口は1億人をきることが予想されています。そうなれば、減少する財源を効率よく投資しようと、人が集まる都心部に集中的に道路、鉄道、病院、介護・教育・商業施設などの生活インフラは整備されていきます。その利便性を享受しようと、更に都心に近いところに人口は集積します。したがって都心立地のマンションへのニーズは人口が減っても安定的に確保できることが想像されます。 最大のデメリット 住宅価格が高い
半面、こうした立地は価格が高いという点が悩ましいところです。2010年3月の新築マンションの価格動向を例に見てみると都心型立地である、23区の平米単価は、79.8万円(100)となっており、23区エリアの平米単価を100として見た場合、都下 58.4万円(73)、神奈川 57.7万円(72)、千葉 46.3万円(58)、埼玉 48.8万円(61)となり、都心型に比べて郊外型は買いやすい価格水準になっています。
将来の変化に強い立地を選ぶのであれば、都心立地を優先させ、広さについては多少なりとも妥協するという考えをお勧めします。 都心でマンションをお探しの方は、「マンション評価ナビ」へ!

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