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新築マンションに引っ越すと暮らしはどう変わる?②

新築マンションで、掃除が楽になった 新築マンションのキッチンは、ずいぶん掃除がしやすくなりました。壁やキッチントップの素材が進化し、IHクッキングヒーター、フィルターを使わない換気扇の普及により、油汚れなどはマイクロファイバーでさっとひと拭きすれば、簡単にとれるようになりました。ディスポーザーによる生ごみ処理、食洗機による皿洗いの手間が削減され、台所仕事は確実に楽になります。 マンションのお風呂は、一般的に窓がないため、通風・換気に劣り、カビの発生が悩みの種です。そんな問題を極力解決しよと、床は水はけが良く、カビの繁殖を防止するカラリ床(TOTO)、浴室乾燥機が標準装備されており、気の進まない浴室掃除もずいぶん楽になります。 室外に洗濯機を置いていた賃貸暮らしとは隔世の感があるのが、洗面室にあるドア付き洗濯機置き場です。寒い日や雨の日でも楽にお洗濯ができます。仕事と家事の両立を迫られるDINKSの妻にとっては、これは相当有り難い暮らしの変化といえるでしょう。 新築マンションで、生活音が気にならなくなった 最近のマンションは、騒音、防音対策がしっかりとなされています。 賃貸暮らしでは、隣の音、上階の音がうるさいことについては、半ばあきらめ気味だった方々にとって、新築マンションの遮音性の高さは期待もそれなりに大きいものがあります。したがって、賃貸より新築マンションのほうが、格段に生活音は気にならなくなります。ただし、実際のところは、まったく音が聞こえない暮らしは無理です。相変らず入居後のトラブルで一番多いのは上階、隣の住戸の音ですから。 それでも、新築マンションの遮音技術は昔に比べれば進歩しています。スラブ厚は、一昔前15cm程度だったものが、現在では20cmが当たり前で、重量床衝撃音(子供がとび跳ねたりする音)をできる限り遮音する傾向にあります。また、二重床構造にして、軽量衝撃音(スプーンを床に落とした音)をやわらげる努力がなされています。 隣戸の音は、間仕切り壁の厚さを13cm~16cm弱程度にすることで防ぎ、外部の音はサッシの等級をT-3、T-2にすることで防ぐ傾向にあります。このような試みの結果、ずいぶんと音の問題は解消されてきましたが、完璧というわけにはいきません。あとは気にしない、暮らしのマナーといった住み手の心がけが大事かと思います。 新築マンションで、安心して暮らせるようになった オートロックの賃貸が珍しくなくなった昨今、新築マンションのセキュリティは、ここまで必要か?と思うほど堅固なシステムになってきました。風除室、エントランスホール、エレベーターホールそれぞれに自動の鍵がかかっています。これをトリプルオートロックといい、施錠は電子キーが常識です。住戸の玄関ドアの鍵は二重で、複製がほとんど不可。泥棒が開けるのに5分はかかるとされるディンプルシリンダー錠もしくはタッチキーです。 鍵以外には、駐車場やエレベーターに防犯カメラが設置されていたり、人体の熱に反応する防犯センサーや窓ガラスの破壊を検知するセンサーが取り付けられている場合もあります。室内には、怪しい来訪者は玄関ドアを開けずにすむようにテレビモニター付きインターホンが設置されるという、至れり尽くせりのセキュリティシステムがついています。 こうした機械だけでは、まだ足りないとばかりに、24時間有人管理のサービスが100戸以上の大規模マンションには導入されています。これは、管理人さんがいなくなる6時以降~朝まで警備員を配置して、ガス漏れ、火災、エレベーター故障などに24時間対応するもので、マンション内にセキュリティセンターを設けて対応するものと、警備会社と契約して遠隔監視するシステムがあります。平日は仕事で不在のDINKSにとっては、安心ですね。 水と安全はタダだったころの日本は、鍵などかけずに外出したものですが、もう、あのようなのんきな暮らしは遠い昔のことになってしまいましたね。

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