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長期固定金利の住宅ローン「フラット35S」が0.6%の金利引き下げ 

長期固定金利の住宅ローンは変動のものより金利は高いのですが、一方で、将来の金利の変動に左右されることなく、安定的かつ計画的にローン返済ができるというメリットは見逃せません。その代表格となるのが住宅金融支援機構のフラット35です。
2015年10月のフラット35Sの金利は0.99%の超低金利に
高いとされる固定金利ではありますが、長く続く低金利時代を背景に、取扱銀行によっては2015年10月時点のフラット35の金利は1.59%という低水準です。 そのフラット35を申し込んだ方が購入するマンションが、省エネルギー性、耐震性などにすぐれたものである場合、0.3%金利を引き下げるフラット35Sという制度があります。
つまり良いマンションであれば1.29%の金利が適用されるというわけです。
更には現在、平成28年1月29日までの申し込み受け付け分までの借入金利が、0.3%から0.6%更に引き下げられる制度拡充が実施されています。何と0.99%の超低金利になるのです。
この制度拡充は、消費税等による足下の景気の減速に対応するため策定された緊急経済対策に掲げられた住宅市場活性化策の一環です。期間限定の制度なので、買いたいマンションに巡り合っている方には、朗報といえるでしょう。
詳しくはこちらをご覧ください。http://www.flat35.com/loan/flat35s/
省エネ、耐震、バリアフリー、耐久・可変性にすぐれたマンションに適用
フラット35Sは新築、中古ともに利用できますが、省エネ、耐震性等の条件を備えた質の高い住宅に限られます。またフラット35Sには金利Aと金利Bの2プランがあります。
違いは金利引き下げ期間です。Aプランは金利引き下げ期間が10年、Bプランは5年となります。引き下げ期間が長いAプランの対象となる住宅には、より質の高い基準が適用されます。
この期間限定フラット35Sを活用すると、フラット35に比べて総返済額が金利Aプランなら約174万円、金利Bプランなら約94万円少なくなります。 (試算例:借入額3000万円、借入期間35年、借入金利1.47%(フラット35)、0.87%(フラット35S)、元利均等・毎月均等返済)
なお、フラット35Sを利用するには、検査機関による物件検査を受け、適合証明書を交付してもらわなければなりません。 フラット35Sには予算金額があります。予算額に達する見込みとなった場合は2016年1月29日を待たずに受付終了となってしまいます。
物件審査にも一定の時間がかかりますので、この制度を受けたい方は、早めの手続きをお勧めします。
参考までに金利Aプランの対象となる住宅の適用条件をお知らせします。
■フラット35S・金利A プラン 金利引き下げ期間:当初10年間 
次の①~⑥までのうち、いずれか1つ以上の基準を満たす住宅であることが適用条件となっています。
  • ■省エネルギー性
  • ① 認定低炭素住宅
  • ② 省エネ法(通称)に基づくトップランナー基準(通称)に適合する住宅(一戸建て)
  • ③一次エネルギー消費等級5の住宅
  • ■耐震性
  • ④耐震等級3の住宅
  • ■バリアフリー性
  • ⑤高齢者等配慮対策等級4以上の住宅
  • ■耐久性・可変性
  • ⑥長期優良住宅
金利Bプラン、中古住宅特有の基準等、詳しくはこちらをご覧ください。 http://www.flat35.com/tetsuduki/flat35s/H241101.html

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