Home > 契約後のチェックポイント > バルコニーの床と側溝の傾斜もご用心

バルコニーの床と側溝の傾斜もご用心

年度末のお引渡しに向け

年明けからたくさんの内覧会に同行していますが

内覧会ではお部屋の中だけでなく

共用廊下やバルコニーといったお部屋の外側もしっかり確認することが大切です。

たとえば

 

お部屋の外側でよく見つかる不具合がバルコニーの傾斜(勾配)不良。

 

p1120228-300x225.jpg


まず

 

お部屋の外側にあるバルコニーには

 

雨がふったり、エアコンの室外機からドレーンを通じて水が流れてきたりしますから

 

p1120232-300x225.jpg

 

バルコニーの床が外側に向かって傾斜していませんと

 

床に水がたまりすべってしまったり

 

ホコリがたまって汚れの原因にもなってしまいます。

 

また

 

流れた雨水や水はいちばん外側の側溝を通じて

 

比較的はじっこに設けられた排水口まで

 

p1120241-300x225.jpg

 

流れていきますので

 

バルコニーの床同様、この側溝にも適切な傾斜が必要となります。

 

ところが

 

この傾斜があまりにも緩やかだったり

 

逆に傾斜がつけられていることもありますから

 

あらかじめ確認しておきたいところです。

 

確認方法は

 

p1060052-300x225.jpg

 

バルコニーの床や側溝に水平器を置いて

 

ある程度の傾斜があるか調べてみましょう。

 

p1060055-300x225.jpg

 

水平器の気泡が右によっていれば右が高く

 

左によっていれば左側が高いことになりますが

 

この物件は左側が高くなっていなければならないところ

 

反対に右側が高くなっていることがわかります。

 

p1060046-300x225.jpg

 

このように

 

内覧会ではお部屋の中のキズや汚れの指摘ばかりに終始することなく

 

お部屋の外側についてもしっかり確認することがポイントです。

Comments:0

Comment Form

Trackbacks:0

TrackBack URL for this entry
http://www.mansion-hyoka.com/mt/mt-tb.cgi/132
Listed below are links to weblogs that reference
バルコニーの床と側溝の傾斜もご用心 from マンション評価ナビ・評価者ブログ

Home > 契約後のチェックポイント > バルコニーの床と側溝の傾斜もご用心

カテゴリー
最近の投稿

ページのTOPへ戻る