よ～く調べないと気がつかない不具合

新築マンションの内覧会ではさまざまな不具合に遭遇するものですがよ～く調べないとまったく気がつかない不具合もけっこうあるものです。

たとえば

玄関ドアとドア枠の隙間を埋める気密パッキンの取付け忘れ。

もう少し近づいてみましょう。

ドア枠の上部には気密パッキンが取付けられていますが

ドア枠のタテ枠部分にはパッキンの取付が忘れられています。

 しかも上から下まで全部忘れられています。

ちなみに、反対側のタテ枠部分には

しっかりパッキンが取付けられています。

なおこのパッキンは

外部からの暖気や冷気だけでなく

埃や灯りなども室内に侵入させないためのものですから

このパッキンがありませんと

外部の空気が簡単に室内に入り込んでしまうため

室内が暑くなったり寒くなったりしてしまったり

埃が入って玄関が汚れたり、外の灯りが漏れてきたりします。

また、このパッキンがあることで

玄関を閉めるときの「バタン」といった

衝撃音も吸収してくれますから

とても重要な役割を果たしているんです。

ですので、内覧会に行かれた際には

この気密パッキンがしっかり取付けられているかどうかも

ぜひ確認して下さいね。

もしこの不具合を見つけたら

施工業者さんも顔負けでしょう。