- 2009年7月15日 23:07
- 契約後のチェックポイント
新築マンションの内覧会立会いに伺っていて、
意外とご存知ない方が多いのかな?と思ったことが「定期補修」について。
内覧会では、引渡し前にお部屋の仕上がりや、設備機器の機能点検を行います。
ただし、設備機器なんかは点検のときに動かす時間や頻度と、実際に住み始めて
動かすのとではかなり違いがあります。
ですから、内覧会で何にも不具合がなくてもご入居後しばらくたってから
「あれ!?具合が悪い!」と気づかれるものもあることでしょう。
そういったご入居後に気づいた不具合については、デベロッパーと施工会社が
定期的に行う定期補修のときにお伝えすれば無料で補修してもらえます。
時期はデベロッパーさんによりますが、一般的には3ヶ月目または6ヶ月目、1年目と2年目。
ただし、この定期補修は自己申告制。
部屋にチェックしに来てもらえるわけではないので、入居後に気付いた不具合は
メモしておくなどして忘れないようにしたり、補修依頼書を出す前に
家中を一度チェックするなどの住む人の努力は必要になります。
ただ、なかなか、どういうものを修繕で希望していいのかどうか、入居後半年~2年目くらいはどういったところを見ておけばいいかわからないという方もたくさんいらっしゃるようですので、さくら事務所の定期点検というサービスをご利用される方もちょこちょこいらっしゃいます。
内覧会でできるだけ不具合と不具合の「種」はチェックしておきたいですが
ご入居後もちゃんと対応してもらえるんだということも知っておくと、
内覧会当日も「なんとか不具合を見つけなくては!」と変にあせらずに済むと思います。
- Newer: まったく意味がない防犯対策
- Older: ていねいに確認するとすぐに見つかる不具合とは
Comments:0
Trackbacks:0
- TrackBack URL for this entry
- http://www.mansion-hyoka.com/mt/mt-tb.cgi/145
- Listed below are links to weblogs that reference
- 内覧会が終わったら、もう直してもらえない? from マンション評価ナビ・評価者ブログ