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70.42m2のSTUDIOタイプの活用法

私が最近見たマンションの中で、特にひかれたのが「クオリア荻窪プレミアム」です。駅から徒歩3分という立地で、ショッピング施設も身近にあるなど、生活利便性が充実。

 しかもマンション周辺は静かで落ち着いた住環境というのも魅力です。

 でも、私が本当に興味を持ったのは、"70.42m2STUDIOタイプ"という間取りそのものです。通常は2LDKタイプのところ、無償セレクトプランでSTUDIOタイプに変更可能。「70.42m2のSTUDIOタイプ」を想像すると・・・・。どんな大空間が広がっているのだろうとワクワクしてしまいます。

 "ライフサイクルに合わせて間取りが変更できます"という広告を目にして行ってみると、もともと3LDKや4LDKタイプの間取りのうち、洋室2部屋を1部屋にしたり(子供が巣立ったあとのシニアカップルに多い)、リビング横にある和室や洋室をリビングと一体的にしたり(新婚カップル~乳幼児のいる世帯に多い)といった変更が主流のようです。そのような間取り変更は、ライフサイクルに合わせるといっても、購入時点の家族構成に適用させるためのものだと思います。

 では、70.42m2のSTUDIOタイプの場合はどうなるのでしょうか。

 最初はシングル・ディンクスとして大空間を満喫し、子どもが小学生くらいまでは、簡易間仕切りや衝立などで簡単に空間を分ける。そして子どもが中学・高校生になりプライバシーが必要になったら、間仕切り壁や天井までの収納家具でふさぎ、子どもが独立したらまた大空間に戻す。

 部屋を細かく間仕切りしていない分、工夫次第で様ざまなライフスタイルに対応できるのではないかと思うのです。模様替えの楽しみも生まれ、「住む」ことへの興味も沸いてくるのではないでしょうか。

 今後、広い専有面積の住戸においても、無償でセレクトできる間取りパターンのひとつにSTUDIOタイプが追加されるといいなと思います。そうすれば、自分らしいライフスタイルを実現できるマンションの選択項がさらに広がることでしょう。

 そのためにも家具メーカーの皆さん! 遮音性の高い間仕切り収納の開発を、ぜひともお願いします!!

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