住まい購入の指南書、秋の夜長にいかがですか?

2007.10.12 at 11:10 am by

マンションを買おう!と思い立ち、とりあえずモデルルームでも見てみようと行動を開始した方がたから、よく受けるのはこんな質問です。

「何をどうするのか、購入の手順が分からない」

「新築は高いので中古を検討したいけれど、古いマンションの見方が分からない」

「そもそも、自分はいくらのマンションが買えるのか分からない」

今週は、こうした迷えるマンション購入者の前途を明るく照らす、本を3冊ご紹介したいと思います。

執筆にあたったのは、いずれも住宅・不動産の分野で活躍する評論家やジャーナリストで、当サイトの買い方・住み方のアドバイスを担当しているマンション評価委員会のメンバーでもあります。

いずれの本も、買い手の視点と売り手の論理を熟知した住宅の目利きが、分かりやすく解説する目からウロコのマンション購入ノウハウが満載です。

■はじめての住まい買うとき売るとき2007―2008年最新改訂版

はじめての住まい買うとき売るとき2007―2008年最新改訂版

はじめての住まい買うとき売るとき2007―2008年最新改訂版

住宅ジャーナリスト・小菊豊久著

住宅情報編集部編

メディアファクトリー  1575円

1993年の初版以来、改定14年の超ロングセラー。今は買い時?といった市場のヨミ方から、マンションの品質の見抜き方、契約、税金・諸費用まで、住宅購入に必要な知識を網羅しており、何をどうしてよいのか分からない初心者にとっての入門書としておすすめします。

■今こそ!中古マンション 得する買い方・選び方

今こそ!中古マンション 得する買い方・選び方

今こそ!中古マンション 得する買い方・選び方

住宅ジャーナリスト・山本久美子著

小学館 1365円

中古マンションを安く買って、自分らしくリフォームして暮らす!ための選び方、買い方を、購入者の体験、専門家の意見など多くの現場取材を通して、マンションを買う人の目線でまとめています。建てられた年代によるマンションの傾向、素人が物件の良し悪しを見抜く方法などが盛り込まれていてユニークです。

■住宅ローンが危ない

住宅ローンが危ない

住宅ローンが危ない

住宅問題評論家・山下和之著

平凡社新書 777円

固定金利か変動金利か?返済期間は25年か35年か?どの銀行で借りるか?いくらまでなら返せるか?等々、商品の多様化に対応して、多岐にわたる決断を迫られる住宅ローン。難しいからと、マンションの販売会社や銀行まかせにするのではなく、自己責任の重要性を解説した本です。

以上、読書の秋にちなんで、マンション評価ナビより推薦図書のご案内でした。

次週も引き続き、マンション評価委員会メンバーの著書をご紹介したいと思います。

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