「施工会社でさえ気がつかない不具合とは」
2009.6.10 at 08:06 pm by新築マンションの内覧会にお邪魔する
弊社のインスペクターやコンサルタントは
施工会社でさえ気がつかない不具合を
すみずみまで確認しています。
そのなかでもよくある不具合が扉側面の丁番の取付け忘れ。
(扉側面の中央部分にも必要な丁番が取付け忘れています)
この扉側面の丁番はドアを支えたり
スムーズに開閉するために重要な役割を果たすことから
適切な位置に適切な枚数で取付けられていなくてはなりません。
(この位置に丁番がつけ忘れれていますね)
またこの扉の丁番は扉の重さや材質
あるいは売主、施工会社の仕様等により
物件によっては2枚だったり3枚だったりすることから
まずは標準仕様で何枚の丁番がついているのか
確認することが基本です。
また実際のお部屋では、他の扉の丁番の枚数と比べることで意外と簡単に
見つけることもできます。
(他の扉には3枚の丁番が取付けられていることが分かります)
(扉側面中央部分にも丁番が付けられていることが分かります)
このように、扉のきずや汚れといった
表面的な問題や開閉具合の確認だけでなく
そもそも標準仕様通りの枚数の丁番が取付けられているかどうか
確認していくことが大切です。
これから内覧会を控えているみなさんは
ぜひこの丁番の枚数を確認してみて下さいね。