マンション評価担当者の「懺悔と自負心」

2008.2.1 at 10:02 am by

マンション評価ナビご利用の皆様に懺悔します。

正確な評価をしようと心がけています。

しかし、毎回の評価ポイント(☆の数)がすべて絶対正しい、と言い切る自信がありません。

評価項目には数量的に判断できるものと、主観が入る項目があります。
数量的に判断できる項目、例えばバルコニーの面積や二重床になっているか否か、などは正確です。

しかし、ゆとり、とか優・良・可・不可など、定量的に表せない項目は正直、迷う場合もあります。「優と不可」は判断しやすいのですが、「良と可」の違いなど非常に微妙な時があります。何分何秒を争う競技の判定は分かりやすいですが、フィギアスケートの点数は微妙な判定となってしまうのと同じかもしれません。

そうした悩ましい気分はコメントに書くようにしています。ですから、項目によってはポイントだけで判断せず、コメントを読んでいただきたいとお願いいたします。評価担当者によっても感性が違いますから、微妙に評価が違う場合もあると思います。整合性をとるように意見交換はしていますが、人間のすることですからやはり多少のくい違いはある、と告白いたします。どうぞ、このナビの評価を参考にして、自分の感性でご判断ください。

しかし、自国の選手に甘い点数をつける審判員の様な評価者はいません。マンションの供給会社がどこであっても、「公平に評価しているという自負」はあります。いくら有名な会社のものであってもダメなものはダメ、と言えます。それが、このナビがマンションの供給会社から評価情報に関してのお金を一切もらっていない強みなのです。

マンション会社の方に懺悔します。大部分はナビの評価員であることを隠してモデルルームで説明を受けています。ミシュランのように覆面です。ですから、私自身がマンションを探しているふりをしています。嘘ついてごめんなさい。

でも、良いと感じた点はしっかり書いて宣伝しますのでどうぞお許しください。

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