高評価マンションのキーワードは「セキュリティ」と「サスティナブル」

2008.4.11 at 11:04 am by

2007年9月にオープンした、首都圏のシングル・カップル向けマンションの評価サイト「マンション評価ナビ」は、この6ヶ月の間に評価した150件の新築マンションのうち、総合評価ポイントが高かったマンションのベスト10をプレス発表しました。
当サイトのユーザーのかたがたへもその内容をご報告します。

順位
マンション名
売 主
コメント
1
三井不動産レジデンシャル
ブランド駅近のグランド跡地
2
鹿島建設 他
卓越したデザインと居住性
3
三井不動産レジデンシャル他
銀座から5分の大規模再開発
4
東芝不動産
既存樹活かし住棟配置も工夫
5
オリックス不動産
有数の教育立地に高い居住性
6
三菱地所 他
凹凸のない空間と遮音性が○
7
コスモスイニシア 他
駅3分のタワー&
8
コスモスイニシア 他
官民一体の駅前再開発タワー
9
有楽土地 他
過度な施設なしの湾岸タワー
10
東急不動産
赤坂・氷川神社隣接の小規模

ベスト10のうち7物件は、総戸数200戸以上の大規模マンションがランクイン。この件についてマンション評価ナビは、「大規模マンションやタワーマンションは戸数が多いので、管理費総額が大きくスケールメリットがある。そのため充実した共用施設や設備・仕様、フロントサービスを提供しやすく、総合評価も高くなるのでは?」と分析しています。

また、ここ最近の新築マンションのキーワードは「セキュリティ」と「サスティナブル(持続可能性)」の強化と言われています。ベスト10のうち8物件がセキュリティ項目で、5点満点中の4点以上をマーク。サスティナブル性(丈夫で長持ちと将来のリフォームがしやすいの2項目平均)は、10物件すべてが4点以上のハイアベレージを獲得しています。

その他、高評価マンションの傾向として、「電気・通信インフラの充実」と「バリアフリー対応」が挙げられます。ベスト10にランクインしているすべてのマンションが、この2項目で4点か5点という高評価を得ています。

豪華な共用施設や設備よりも、建物の普遍性に目を向けたマンション選びを

これらのランキングの結果を踏まえ、これから住まいを購入する人たちへ向けてのアドバイスは、以下のとおりです。
「共用施設が豪華になればなるほど、施設の建設費や維持費もかかり、それらは入居者負担になります。フロントサービスや施設は使わない人もいるし、たとえ最新の設備でもどんどん古くなります。ですから普遍性の高い【サスティナブル性】に目をつけた物件選びを大切にしてください」
「具体的には、当マンション評価ナビの評価項目にあるように、1.丈夫で長持ち、性能品質が良い 2.省エネ・環境に優しい 3.将来のリフォームがしやすい 4.バリアフリー対応 といった部分のポイントが高いかどうかに注目してみることです。当ナビのトップ画面にある「評価マンション検索」の【住み心地高評価ポイントで探す】を利用すれば、サスティナブル性の高いマンションを検索するときに役立つでしょう」

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