奥さま必見!Part two キッチンカウンターの傾き

2010.9.1 at 03:09 pm by

さて、前回ご紹介しましたキッチンカウンターの固定不良に続き

 

今回もキッチンまわりの不具合のご紹介です。

 

新築マンションの内覧会では

 

まさかキッチンカウンターが傾いているなんて思わないですよね。

 

ところが、ある特定の形状をしたキッチンカウンターでは

 

カウンターが傾いていることはけっこうあるんです。

 

ちなみに、その形状とは

 

p1130846

 

 

 

 

 

 

 

画像のようにカウンターがダイニング側にはね出しているタイプ。

 

p1130859

 

 

 

 

 

 

 

横から見るとこのようなタイプになります。

 

では、さっそくカウンター水平精度を確認してみます。

 

p1130829

 

 

 

 

 

 

 

まずは、カウンターの洗い場側に水平器をあててみて

 

p1130847

 

 

 

 

 

 

 

高低を見極めるための気泡の位置を確認します。

 

p1130849

 

 

 

 

 

 

 

気泡は左右にある線の中にちゃんとおさまっていますから

 

ほぼカウンターが水平であることが分かります。

 

今度は、カウンターのダイニング側に水平器をあててみます。

 

p1130851

 

 

 

 

 

 

 

そして、また気泡の位置を確認すると

 

p1130854

 

 

 

 

 

 

 

あれ、気泡の位置が洗い場側の線を越え

 

洗い場側に向かってカウンターが高くなっていることが分かります。

 

念のため、床からカウンターまでの高さも計測してみましょう。

 

まず、カウンターのダイニング側は

 

p11308651

 

 

 

 

 

 

 

床から847ミリ

 

つぎにカウンターの洗い場側は

 

p1130877

 

 

 

 

 

 

 

 

床から856ミリと

 

ダイニング側と洗い場側のカウンターに約1センチの誤差が生じています。

 

このままの状態でダイニング側のカウンターにお皿やコップをおくと

 

おいたものすべてが傾いてしまいますし

 

ダイニング側のカウンター下部にぎりぎり入りそうな家具を選んでしまうと

 

せっかく用意した家具がおさまらなくなって困ってしまいます。

 

ですので、新築マンションの内覧会では水平器を用意して

 

キッチンカウンターの水平状態を確認したり

 

メジャーを使ってカウンター周辺の床からカウンターまでの高さをぜひ計測してみましょうね。

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