シングル・カップルは「都心に近くて仕事や通勤に便利」なところを最優先して買いましょう

2008.1.19 at 11:01 am by

私はマンションの立地を考える際、都心(東京・新宿・渋谷・池袋をはじめとする山手線主要ターミナル駅)からの乗車時間を通勤立地、最寄り駅からの徒歩時間を生活立地というふうに分類しています。

また、通勤立地は都心ブロック(~10分)準都心ブロック(11分~20分)準郊外ブロック(21分~30分)郊外ブロック(31分~40分)の4つに区分して見ています。各ブロックは都心から10分ずつ遠くなっていきます。

さらに生活立地は駅近エリア(~5分)近いエリア(6分~10分)普通エリア(11分~15分)の3エリアに区分しています。各エリアは最寄り駅から5分ずつ遠くなっていきます。

この分類をもとに、シングル・カップルを対象とするマンション評価ナビは通勤立地が都心ブロック、準都心ブロック、生活立地は駅近エリア、近いエリアを掲載の条件としました。なぜ、こうした条件にしたかというと、理由は2つ

1つは仕事中心のライフスタイルのシングル・カップルはできるだけ、都心に近い通勤立地と最寄り駅に近い生活立地のほうが、毎日の生活時間が有効に活用できるからです。なにせ、時間だけが人間に平等に与えられた資源ですから。

もう1つの理由は、将来結婚したり、出産したり、とライフステージに変化が訪れ、転居の必要が生じた場合に、貸しやすい、売りやすい立地が望ましいからです。

マンション評価ナビ独自のマンション検索方法として、「住み心地ここ良し検索」という検索方法を開発しています。これは1.「都心に近くて仕事や通勤に便利」から、25「自分らしい住空間が創れる」まで、住み心地に大きく影響する評価項目に対して、評価点が4点以上の高評価マンションを選別してご紹介する検索方法です。

この検索方法で一番クリックされる頻度が高いのは、1「都心に近くて仕事や通勤に便利」というアイコン(項目)で、このサイトを活用いただいているシングル・カップルのマンション選びの最優先条件が、まさにこれだ!ということが分かります。

先般開催した、不動産会社の方々をお招きした座談会(近日公開予定)の席上でも、皆さん口々に最近のマンションの売れ行きの傾向を見ると、「駅から10分ではもうだめで、もはや駅から5分で、駅近エリアが絶対条件でしょう」ということでした。また、買うか買わないかを判断する材料として、「人に貸した場合、ローン返済額とイーブンか、返済額が少し高め程度ならOK」とのことだそうです。

分譲価格が上昇傾向にあるなかで、買う!という決断をするには、「都心に近くて仕事や通勤に便利」は必須条件だと思います。

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