●角度を変えて、見てみる
2010.2.18 at 08:02 pm by
最近の新築マンションでは、床の主な仕上げ材料はフローリングが多いです。
傷がつきにくい硬質のフローリングや木目シートを印刷したシートフローリングなども最近はよく使われていますが、それでも、重いものを落としたり、砂粒や固いものがくっついた荷物などを引きずると、線状の傷がついてしまいます。
実際、多くの方が「内覧会でチェックすること」と言えば、“フローリングの傷”を挙げられるのではないでしょうか。
でも、フローリングのチェックポイントは、傷や汚れだけではないのです。
ワックスを塗る仕上げになっている物件では、こんなところもチェック。
ぱっと見、何もないように見えるフローリング。
でも、ちょっと腰をかがめて見る角度を変えると・・・
んん?
何か見える・・・
ワックスが塗られていないところが!
内覧会立会いで部屋の点検をしているときに、このようなワックスの塗り忘れによく気付きます。
コツがあるんです。
ポイントは、部屋をただ歩いてフローリングを見下ろすのではなく、部屋の入り口など、ある場所で少し腰をかがめるようにして、床に光を反射させるようにして見ること。
そうすれば、ワックスが塗られた部分と塗られていない部分の光沢の違いで、すぐに気付けます。
部屋の端から端までそんな見方をする必要はないと思いますが、廊下やリビングなど、多くの方がいろんな角度から床を見そうな場所については、ご家族で簡単にチェックしてみてもいいかもしれませんね。
※「見逃すな!マンション内覧会ここをチェック」もご参考にどうぞ!